永瀬廉「おい、オタたち!」と、岩橋玄樹パニック障害を考える
※この記事の文字量は6分相当です。
永瀬廉「おい、オタたち!」
RIDE ON TIME(ライドオンタイム)ですが、キンプリが出る全4回のうち、早くも3回が放送され、残るは明日の1回のみとなりました。
思い返すと、実際に10月に番組が始まるまで、番組予告を見ながら、ひたすら期待感を高くした人も多いでしょう。
9月ぐらいまで、妻は「10月を超すまで、ワタシは死ねない!」とよく言っていました。
当然、あの短い番組予告を何回も見返していて、近くにいる私も、何回も目にしていました。
エレベーター内で永瀬廉が髙橋海人に言う
「おい、髙橋!」
は印象的ですが、
私はいつからか、同じように永瀬廉が
「おい、オタたち!」
というイメージが、頻繁に頭に浮かびます。
永瀬廉、どこかで言ってくれないかな
とは思いますが、言ってはくれないでしょうね。
でも、もしライブやテレビで言ってくれたら、キンプリファンや、永瀬廉ファンは、「喜ぶ」でしょうか。それとも、「気分を害する」でしょうか。
妻に意見を聞いてみたところ、「きっと喜ぶ」とのことでした。
ファン心理とは、複雑なものです。
ライドオンタイムの当初の期待
それにしても、このRIDE ON TIMEという番組、予想以上に濃い内容です。
既にある程度キンプリを知っていた視聴者の多くはもちろんですが、番組制作側も驚くことが多かったのではないのかなと思います。
番組制作側からすると、
「こんなにも濃い内容が撮れてしまった。もっとライトなものを想定していたのだけれど、濃いものをいただけるのであれば、喜んで使用させていただきます。」
というのと、
「番組企画時は、King&Princeはそこそこ人気が出そうだからというのと、新しいスタートという面で、番組としてもちょうどよいか、程度に思って、当時はKing&Princeをキャスティングしたけれど、まさか数ヶ月でこんなにも人気が出るとは思わなかった。」
というのが、感想としてあるのかな、とも予想してしまいます。
番組内での岩橋玄樹からのパニック障害のカミングアウト
前回の第3回目の放送もなかなかの内容でしたね。
岩橋玄樹のパニック障害は、放送前まで、どこまでの人が知っていたのでしょう。
とはいえ、傍から見ている私個人からすると、「まだ二十歳前後だし、若いうちはいろいろあるから、その一環かな。」という感じではありましたが、
当事者である岩橋玄樹本人が抱えるものとしては、重大な問題であることにかわりはないでしょう。相当な努力も、これまでしてきたのだと思います。
キンプリ全体として、まだまだ謎めいたところは多いですが、岩橋玄樹もそうですね。
タフな側面もありそうですが、一人でこなせることには限界がありますので、多くの人の助けをうまく借りられるようにするのが望ましくはあります。
でも、平野紫耀、永瀬廉、髙橋海人、岸優太、神宮寺勇太、岩橋玄樹のメンバー6人の仲は、現時点で、それぞれ微妙なわだかまりが見えなくもありません。
あの人とあの人の仲は微妙なのかなとか、ここでの具体的な記載は控えますが、男の視点から見て、二十歳前後が6人も集まれば、全員がみんなそろって仲がよいというのも変なもので、ある意味で健康な状態と思えます。
それでも、あと数年、あるいは社会に立つの早い早熟な彼らならもっと早くに、彼ら自身がそれぞれ好きと思えるメンバー全体の関係性を、6人全員が持つことになるのではないかと思います。
そのキッカケが、今回の岩橋玄樹のパニック障害のカミングアウトとなるような気もしています。
『パニック障害』と、「障害」とはついていますが、人間は多かれ少なかれ、そのような様々なハンディキャップを持っています。
逆に言うと、「あなたは障害を持っていますよ」とはっきり言われない方が、そのハンディキャップの内容をコンプレックスとして抱えやすくなる傾向が、比較的にですがあります。
誰かのコンプレックスや引け目のカミングアウトは、別の誰かのカミングアウトを誘発しやすいです。
岩橋玄樹は意地っ張りな一面もあるようですが、そんな彼がパニック障害というカミングアウトをするのには、かなりの勇気が必要だったと思います。
「話した方が楽だ」と本人はテレビで言ってはいましたが、本当のその勇気は計り知れません。
横からメディアで流出するよりも、岩橋玄樹本人の口から言えたことは、ある意味で幸運なのかもしれません。
これをキッカケに、メンバーそれぞれが自分のコンプレックスや、本当の悩み、腹の内を他のメンバーに出していけばいいなと、なんとなくそんな素敵な青春群像をイメージしたりします。
ファンというよりかは、世話焼きな傍観者としての、つまらない意見ですけどね。
岩橋玄樹と神宮寺勇太の目
それにしても、この第3回目の放送の神宮寺勇太の目はよかった。
神宮寺勇太と岩橋玄樹のケンカの後(後半というべきか)に、岩橋玄樹が神宮寺勇太に比較的落ち着いて意見を言ったときに、岩橋玄樹を見つめる神宮寺勇太の目が、私には忘れられません。
怒りなのか、同情なのか。とにかく見つけづらそうなそれを岩橋玄樹の中のずっと深くまで必死で見つけようとしているエネルギーに満ちたあの目は、映画でもテレビでも実生活でも、そうそう見られるものではありません。
この放送で、神宮寺勇太と岩橋玄樹のちょっとだけ好きになりました。
ケンカの後の神宮寺勇太は、まだご立腹のようでしたけど。
という訳で、最後となってしまうのは寂しいですが、明日のRIDE ON TIMEが楽しみですね。
未成年は、録画して、翌朝見ましょうね。
追記
この記事の後も、岩橋玄樹の休養については、『キンプリ岩橋玄樹とセクゾ松島聡のパニック障害療養の対応の差とファンの対応』などの多数の記事で触れています。
よろしければ、ご覧いただければと思います。