キンプリメンバーの苦悩と葛藤「君を待ってる」歌詞の傷とパニック障害療養中の岩橋玄樹

※この記事の文字量は8分相当です。

「高橋優の歌詞による被害」この日記について

「新曲『君を待ってる』の初披露となるMステで、『君を待ってる』は『高橋優が作詞』という紹介のされ方がされているのに、キンプリメンバーも誰も、歌の歌詞の内容に言及しないのに、違和感がある。」

これまでの経緯から考えて、そう感じるファンも少なくないのではないでしょうか。

妻が好きな平野紫耀とキンプリを、私も本当に応援したいと思っています。
前回の日記『感性の問題ではない!高橋優の歌詞とパニック障害療養中の岩橋玄樹』を書くまでは、このブログでは、キンプリにとってプラスのイメージのものを書いていたかと思います。
私としても、このような内容を書かなければならない事実があることが不本意でなりませんが、前回に続き、今回の日記も、そのようなマイナスな情報を含んでいます。

「キンプリにとってマイナスとなるようなものは目にしたくない」という方もいらっしゃるかと思います。
お気持ちは分かりますが、そのような方は、今回の日記と、前回の日記は、見ないようにしていただくのが、よいのかもしれません。

以降から、今回の日記の内容となります。

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『君を待ってる』タイトルと歌詞の変更はない

通常、歌の第一印象は、事前情報がなければ、その歌の歌詞よりも、その歌の音楽の方が、先行して影響します。
まして、「好きなキンプリの曲である」、「好きなキンプリが歌ってくれる曲である」という期待がある場合は、その曲には、さらに先に印象(良い印象)を持つことになるでしょう。
当然、実際にキンプリが歌っている姿を見たら、事前にマイナスとなるような情報を知っていなければ、その曲に愛着が出るものです。
歌詞に重大な問題があることには、「気付きづらい」、「聞き入れたくない」ということになってしまうのは、当然だと思います。

ちなみに、私が『君を待ってる』の歌詞を知る前から、妻はこの歌詞に違和感を持っていたようですが、
それは、「『君を待ってる』は、岩橋玄樹のためのもの」という期待感(このタイミング、このタイトルであれば、そうもなると思います)により、妻が音楽よりも先に歌詞の内容に関心を持ったことが、影響しているかもしれません。

できれば、多くのキンプリファンが、曲に乗せてキンプリが出ている画像を見る前に、事態を改善(作詞の担当を変更するか、タイトルと歌詞内容を全面的に変更するか)をしてほしいというのが、私の切なる願いでした。

2019年3月8日本日、『君を待ってる』は、ミュージックビデオ(プロモーションビデオ、MV)が公開され、テレビ番組『ミュージックステーション』にて生放送でキンプリメンバーにより歌われました。
やはり、残念ながら、問題の歌詞は修正されておらず、このまま修正されずに、CDも発売されることが予想されます。
本当に残念でなりません。

このような悲劇が、作詞者という一担当者の裁量のみによって起こったということ、
その裁量には、「あっちを立てれば、こっちは立たず」というような、一般的にはよくある裁量の難しい要素は何もなかったということ、
手違いなどによる意図しないミスにより起こったものではないということが、
予想される分だけ、悔しい気持ちです。

状況的にあってはならない優越感が拭えない歌詞

この新曲『君を待ってる』の歌詞の問題点については、同じく前回の日記『感性の問題ではない!高橋優の歌詞とパニック障害療養中の岩橋玄樹』にまとめていて、
また、曲の振付けも、なぜか手話が入っている(公式では踊りやすくすること目的としているようですか…)ことも関係なくはありませんが、
改めて、この歌詞を読み返してみると、「感動ポルノ」という言葉を思い起こさせます。

感動ポルノとは、「障害者の健気さのみを、障害者本人の意思を顧みず、一方的に美談にして、健常者への見世物にしている」というもので、
健常者は障害者よりも勝っているという前提で、
本来であれば障害者本人の所有物である本人の価値観、人生観に、他人が土足で入り込む行為として、問題視されているものです。
2014年ぐらいに、世界的に有名になった言葉で、日本でも、
NHK Eテレの番組『バリバラ〜障害者情報バラエティー〜』で、(テレビ局と番組名は伏せてはいるが)よく感動ポルノが行われている日本テレビの番組『24時間テレビ 愛は地球を救う』を批判する
という出来事で、少し有名になりました。

私が『君を待ってる』の歌詞を読んで連想した感動ポルノの要素は、弱者として扱いたい歌詞中の「君」に対する、「君」と言っている人の優越感があり、「君」と言っている側本位のものとなっていることです。
この内容自体は、言われた本人からしたら、屈辱的なものです。

  • 自分のことを何もしらない人から、「君はこういう人間だ」と、一方的に決めつけられ、そう言いふらされる。
  • 自分のことを何も知らないのに、まるで知っているかのように、「君はこうすべきだ」と、言いふらされる。
  • 自分のあるべき姿は、自分で決めるものなのに、自分のことを何もしらない人から、「君はこうあるべきだ」と、言いふらされる。

このようなことは、自分がされたらと思って、快い人はいないでしょう。
まして、自分に対してのその酷い話題を、まるで自分の意思かのように、その内容を歌詞として、自分で歌ったり、自分の仲間と一緒に歌ったり、
岩橋玄樹に与えられた状況は、想像するに堪えません。

詳細は、岩橋玄樹にとっての『君を待ってる』の歌詞の意味の解釈としても、同じく前回の日記『感性の問題ではない!高橋優の歌詞とパニック障害療養中の岩橋玄樹』で、触れています。
それにもし、岩橋玄樹と同じような状況で悩んでいる人が、『君を待ってる』の曲を聞いたとしたら、腹が立つか、落ち込むか、いずれにせよ、体調が悪くなる人の方が、圧倒的に多いでしょう。

『君を待ってる』を歌うキンプリを不快感なく見る方法は?

それでも、

岩橋玄樹がいないにしても、キンプリが歌う限りは、この『君を待ってる』の曲を、なんとか聞き入れる方法はないか?

そう思うファンもいるかと思います。
これは、キンプリを応援したい、キンプリを好きでいたいファンにとっては、切実な問題だと思います。
私が思う唯一の解決策は、

『君を待ってる』は、岩橋玄樹とはまったく関係のない曲である。

ということにすることです。
前回の日記でも書きましたが、このタイミングでそのように思うのには無理があるのですが、そう思うしかありません。
「『君を待ってる』は、岩橋玄樹や岩橋玄樹のような立場の人をテーマにしているのではなく、それ以外の非常にごく限られた状況の人をテーマにしているものだ」
と、そうするのです。

具体的に、『君を待ってる』は、どのような人に向けての曲かというと、

多少強引でも、今、背中を押してほしい人で、
背中を押されることに、不安を感じていない人

ということです。

新曲の歌詞における事務所やメンバーなどの対応

新曲の歌詞における事務所とメンバーの対応CD発売、ミュージックビデオに携わっているユニバーサルミュージックジャパンのHPでの、CDやミュージックビデオの紹介文を見ると、この辺を非常に理解しているようにも見受けられます。
「書けないことは書かないが、褒めることはする。」
岩橋玄樹という言葉はもちろん、岩橋玄樹を連想させる内容は可能な限り抑えるが、歌詞の内容には触れる。
この紹介文の筆者の技量に、とても感心しました。

ジャニーズ事務所も、一枚岩ではないので多少行動にバラつきはありますが、こちらの方向で舵を切ることにしたのではないかと、予想されます。
つまり、キンプリメンバーも、本位かどうかは別にして、この方針に従うこととなるのだろうと思います。

とはいえ、同じく前回の日記『感性の問題ではない!高橋優の歌詞とパニック障害療養中の岩橋玄樹』にも記載したとおり、キンプリメンバーは、
「岩橋玄樹の休養を悲劇にしたくない。(感動ポルノみたいには、したくない。)」、
「岩橋玄樹が休養しているからこそ、ファンと前向きな気持ちで、一緒に活動したい。」
との思いで、ファンと向き合いたいと思っていることには、変わりないと思います。

追記

この記事公開から1年以上後とはなりますが、『君を待ってる』については、新しい記事『キンプリ『マホロバ』と『君を待ってる』の歌詞の違い。24時間テレビに使うならどっち?』でも書きました。

この新しい記事中では、『君を待ってる』の歌詞の問題へのキンプリの認識について、少し方向性を修正しています。
また、「休養中の岩橋玄樹への曲」という意味が入っている面で関連する曲『マホロバ』についても触れています。

よろしければ、ご覧ください。

キンプリメンバーの苦悩と葛藤「君を待ってる」歌詞の傷とパニック障害療養中の岩橋玄樹” に対して6件のコメントがあります。

  1. 39 より:

    男性目線で考えられている視点も、また文章も大変面白く更新を楽しみにしています。ファン目線だと自分に都合の良い客観性を失ったコメントが多く、「だからジャニファンって笑われるんだよな」と、ファンでも感じていた所でした。今回の「君を待ってる」件、冷静な大人が考えればわかるはずの事、レコ-ド会社等の関係者一同、解っている上で商売に利用していたら最悪だし、何も感じずこの曲を選択して発表したなら、キンプリの行く末を案じます。これって障害を持っている人を差別しているのと同じですからね。また、コンサ-ト帰りに彼女の住まいに直帰する姿を激写、なんてガッカリなメンバ-などもいるわけで、文春砲が発射される前とまったく同じ気持ちで楽しめる人って、どの位いるんだろう?。キンプリを見れば笑みがこぼれちゃうけれど、興奮MAXだったあの頃とはなにか違う。亡くなった西條秀樹さんの葬儀に列席していたファンの方のコメントで、「秀樹は私に何度も何度も青春を与えてくれた、感謝しかありません、秀樹、ありがとう」とお話しされている方がいました。私も久しぶりにジャニ-ズって楽しいなと思えていたのが、ドン引き~。デビュ-3か月の未成年が、公演の後に直帰して半同棲状態か?、相手はB級タレントって、がっかりすぎる。もう少しの間、夢を見させてもらいたかった。いろいろガッカリですわ。

    1. キンプリファン妻の夫 より:

      このブログを見ていただき、ありがとうございます。

      今回の新曲の件の問題性を案じる意見がファンの方からも出ることに、私も少し安堵するのと同時に、岩橋玄樹や、曲の歌詞を聴いて傷付いた人たちが、少しだけ報われた気がして、嬉しいです。
      キンプリの行く末に関しては、ジャニーズ事務所が、短期的で短絡的ではなく、いかに長期的な視点で運営していけるかに掛かっているかと思います。
      以後は適切な運営をしていってくれることに期待するしかないかと思っています。

      西城秀樹は、私もあの独特なハスキーボイスの歌声がとても好きでした。
      もう新しい声を聴くことや、今の顔を見ることができないと思うと、私も悲しい気持ちになりますが、よい人生の終焉を迎えたのだと素直に思え、歌声を残してくれたことに感謝できることは、私にとっては幸運なのだと思います。

      アイドルを視たり聴いたりすることで得られるものには、他には代えがたいほどの素晴らしいものがあると思います。
      それ故に、多くのものをアイドルに期待はしてしまうものですし、「期待するな」と言われるのには無理があるのだと思います。

      『君を待ってる』での問題は、キンプリメンバーは被害者ではあっても加害者ではないため、胸が痛んだファンも、今後、最悪の事態がなければ、いつか心の中の整理はできるのだと思います。
      ただ、コメントいただいた髙橋海人のスキャンダルについては、キンプリメンバー以外の誰かのせいにはしづらいこともあり、今も39さんがこの件で鬱々としているようであれば、苦しいこととは思いますが、今後、どこかで心の中でなんとかこのことに対峙していくことになるのかもしれません。

      確かに、どれだけのファンの方々がどれだけスキャンダルを気にしているのかを、知ることはできません。
      それでも、39さんが辛い思いをしているのは確かです。

      いつか、39さんが心から笑みがこぼれるようになれることを、願っています。

  2. 39 より:

    いえいえ、彼女がいても当たり前な訳で、ファンに操を立てて彼女は作りません!と言うのも気持ちが悪い。現実を見せたらアイドルのお仕事は成立しないわけで、残念という方があっているかと思います。こんなことがありました、今年の帝劇でのこと、10代と思われる女子とお隣の席になりだべっていた時、大事そうにステ-ジフォトを握りしめ、熱く自分がどれだけ推しのタレントを好きか語る様子が可愛くてかわいくて。特に、こういう少女の夢をぶち壊した罪は決して軽くないと思う。おばさんの楽しみにも水を差さないでもらいたいです。岩橋玄樹の件は、同じように休養中のメンバ-がいるセクゾを見て下さい、一言も療養中に関して触れません、それが本来は当たり前の対応じゃないでしょうか。

    1. キンプリファン妻の夫 より:

      セクゾの件については、私も以前より気になっていました。
      コメントいただきましたとおり、「本来は当たり前の対応」というのは、一理あると思います。
      ただ、アイドルという観点で整理してみると、事態はもう少し複雑なのかと思いました。

      また、39さんはスキャンダルで髙橋海人を糾弾されていると見受けられますが、39さんが咎めているような責任は髙橋海人にはないのではないかと、私は思っています。

      これらに関連することを、この返信コメントに書こうかと思いましたが、思ったよりも長くなり、読みづらくなると思いましたので、内容を整理した上で、別の2つの日記『キンプリ岩橋玄樹とセクゾ松島聡のパニック障害療養の対応の差とファンの対応』と『アイドルの恋愛スキャンダルは、ファンへの裏切りであり、罪であるのか?(ジャニーズ、キンプリなど)』に記載することとしました。

      39さんとは直接は関係のない内容も多く含んでいますので、その点をご念頭の上、よろしければ、これらの日記をご覧いただければと思います。

  3. 39 より:

    色々なことが、特にに若年層が理解するのは難しいかと。パニック障害に関わらず精神疾患一般ですが、根治する事はありません、治療でよい状態が長く続く様にするというのが私の認識です。休養して再び出てきた時には治っていると思っている方が多い様に見受けます。なので、今回の件は本当に大変な事になったと感じています。将来のある二人がこれからどうなるのかなと思うと、軽くは話しにくいですね。

    1. キンプリファン妻の夫 より:

      当日記を読んでいただき、ありがとうございます。
      また、私の筆不足を申し訳なく思っています。

      分かりやすさは常に意識しているのですが、なるべく誤解のない表現をしようとすると、分かりづらくなってしまうことが多々あります。
      若い方にも読んでほしいとは思いますが、広範囲の若年層を意思すると、より作文しづらいというのが、私の本音です。
      ですが、よりなるべく分かりやすい文章を、今後も心がけたいと思います。

      コメントいただいたとおり、パニック障害を含め、精神疾患に対しては、根治という概念を用いることは少ないと思います。
      代わりに、症状が落ち着くという意味で、寛解という言葉が使われることが多いですね。
      39さんも精神疾患についてある程度の知見をお持ちと見受けられますし、39さんが、岩橋玄樹や松島聡の将来を危惧されているのなら、その分、彼らのことを心配されていることと思います。お気持ちをお察しします。

      この件を、私も楽観視している訳ではないのですが、ただ、医師の診断のみで将来を悲観視するほどではないかとも思っています。
      私たちは、なるべく気長に、できれば捉えていきたいですね。

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