岩橋玄樹キンプリ脱退は、はたして悲報か?決断の勇気と門出
※この記事の文字量は13分相当です。
枯渇しないキンプリ情報源(自動)
久々のブログ更新です。
数えると、前回の投稿から、10か月が経過しています。
「短いような、長いような…」みたいな月並みな言葉は置いておいて、
また、世界中の共通課題「コロナ(COVID-19)が…」という話も横に置かせていただいて、
では、この10か月間はどういう期間だったかというと、
なんともKing&Princeのメディア露出の少ない期間でした。
永瀬廉の第44回日本アカデミー賞受賞のニュースや、
筆舌に尽くしがたい脚本のテレビドラマへの平野紫耀や髙橋海人の出演等はあったものの、
恐らくは、多くのキンプリファンにとって、満足感の少ない期間だったのではないかと想像しています。
そして問題なのは、事態の根本は変わっていないということ。
私としては、このブログの更新は実際にはしていなくても、「キンプリの記事を書きたいな」と思うことは、しばしばありました。
これもひとえに、こんなキンプリの新しい情報が少ない中でも、妻の口からのキンプリ情報が自動的に、
私が帰宅したり、食事をしていたり、本を読んでいたり、起床したりしたタイミングで、
定期的に私の耳に届くおかげでございます。
感謝の言葉も、ございません。
岩橋玄樹の脱退という悲劇?
さて、そんな中、King&Princeに大きなニュースがありました。
岩橋玄樹のKing&Prince脱退とジャニーズ事務所からの退所。
キンプリファンと岩橋玄樹ファンには、大きな衝撃があったと思いますが、はたしてこれは、良いニュースなのか、悪いニュースなのか。
事実をどのように受け止めるのかは、人それぞれでよいと思いますし、「良いか、悪いか」を一概にするのもナンセンスだとは思いますが、
ここでは、少しこのことについて、考えてみたいと思います。
ファンにとってはジェットコースター
まず、岩橋玄樹が休養からそのまま復帰して、6人のKing&Princeとして復活してくれることを期待していた多くのキンプリファン、特に岩橋玄樹のファンにとって、岩橋玄樹の脱退は、ショックだったと思います。
ある程度の事態は覚悟していたとは思いますが、ニュースは突然であり、目の当たりにおいては、予想外の悲劇として、感じられるものと思います。
2021年3月~4月4日本日の短い期間には、実に重要なイベントが、立て続けにあったと思います。
- 3月上旬ぐらいから、憶測を呼びそうな複数の状況証拠から、「3月19日に岩橋玄樹のKing&Princeの活動への復帰のニュースが公表されるのではないか」という噂が出る。
- 噂の3月19日は、新曲発売予定の発表のニュースはあったが、岩橋玄樹に関するニュースは何もなかった。
- 3月下旬に、テレビ放送予定情報等から、「それまでNHKの番組『ザ少年倶楽部』(少クラ)でレギュラーとして出ていたKing&Princeが4月以降は出演しなくなる」という予測が、ファンの間で話題になる。なお、少クラは、冠番組やYouTube等のSNSも持たないキンプリが、複数人でレギュラーで出られる唯一の番組となっていた。
- 3月29日に、突然、岩橋玄樹のKing&Princeとジャニーズ事務所からの脱退退所が公表される。
- 4月1日に、突然、岩橋玄樹の公式SNSアカウントと思われるアカウントが、Instagram(インスタ)で公開される。
- 4月2日に、予測どおり、少クラにKing&Princeは出なかった。
続きの未来も、いろいろと出るのかもしれませんが、ここまでのことは、横から見ている私としても、「立て続けだな」という印象を受けました。
「ファンの心理は、事実に追いついているのだろうか…」と、想像してみたりもします。
周囲の流れに逆らう決断には特に勇気が必要
岩橋玄樹のジャニーズ事務所からの脱退について、私の心象だけ述べると、良いニュースであると感じています。
理由は単純で、「そこの事務所と付き合っていると、治るものも治らないから。」です。
ただし、岩橋玄樹が決断に至るまでには、相当の勇気が必要だったと思います。
全員ではないが、ジャニーズ事務所内の一部の関係者には、偽りなく、「悪いことをした」と責任を感じただろうし、
当然、キンプリメンバー5人についても、期待に応えられないことを悔やんだだろうし、
何よりも、正式な情報が何もない中、ひたすらに待っていてくれたファンに、突然の出来事として伝えることになってしまうことに対し、強い抵抗感を感じただろうと思います。
目の前の苦難を乗り越えた岩橋玄樹のその勇気に、賞賛の気持ちが溢れます。
もし岩橋玄樹がジャニーズ事務所を退所しなかったら
ここからは、過去の様々な情報からの、明確な根拠のない、私個人的な意見でしかないことを前提としますが、
ジャニーズ事務所で特に内部に影響力持っているスタッフの大多数は、マネージメントとは何であるかを、まったく理解していないと思われます。
本当はもっと、この「大人の集団」のその有り体を、的確な言葉で表現したいのですが、表現が下品になりそうなので、控えさせていただきたいと思います。
岩橋玄樹がジャニーズ事務所を退所しなかった場合、通常考えられる選択は、そのまま休養を継続するか、King&Princeに復帰するかの2択になります。
ここでは敢えて、アイドル業を、仕事や業務と表現します。
もしジャニーズ事務所所属で休養を続けたら
まず、岩橋玄樹が、いずれのキンプリへの復帰を目指し、休養を継続した場合です。
休養中であったとしても、
岩橋玄樹は、その能力から、代替えの利かないポジションにおり、業務上からの期待からのプレッシャーも多く、
また、芸能人であり、一般のファンも多いことから、私生活と仕事の分離がかなり難しい状態あり、ストレス源との分離の難易度が高い状態が続きます。
(関連することは、過去に『感性の問題ではない!高橋優の歌詞とパニック障害療養中の岩橋玄樹』などの複数の記事に記載しました。)
しかし、このことは、本人の目指すものが、人気アイドルグループへの復帰である以上、致し方ないことであり、
本人も一時的に思うところはあったとしても、全体としては、納得できることと思われます。
問題なのは、ただでさえそのような状況なのに、
最も影響力を持ち、最も適切な(常識的な)行動を求められる事務所が、
本人に必要以上のプレッシャーを掛けたり、
復帰を円滑にするような業務内容の配慮をまったくしなかったり、
むしろ、逆に、復帰を倦厭させるような非常にナンセンスな復帰演出方法を提示したりと、
回復を妨げる要因を生むことです。
これでは、回復するものも回復しません。
もし無理やりジャニーズ事務所の活動に復帰したら
しかし、本人が「復帰する」と無理にでも言い切ってしまえば、復帰自体はできてしまうもの。
もし、岩橋玄樹が、事務所のプレッシャーに負けて、「戻れます。戻ります。」と言い、回復も不十分なまま、ジャニーズ事務所が求めるような業務内容を行っていった場合、
当然ですが、体調は悪化します。
回復は遠のくでしょう。
一方で事務所活動に復帰したセクゾ松島聡
比較的近い時期に、同じパニック障害として休養したSexy Zoneの松島聡は、両者が休養に入ってからは、両者を同時に話題することも多いかと思いますが、
松島聡は、2018年11月から、1年9か月半の休養のための活動休止期間を経て、2020年8月にSexy Zoneで芸能活動を再開しました。
名目の病名が『パニック障害』と同じではありますが、病気の性質はまったく同一であると考えるべきではありませんが、
私には、松島聡の芸能活動再開後の健康状態が心配になることがあります。
というのも、「松島聡の顔色や言動が…」という話ではなく、
その芸能活動再開後の業務内容が、常識的な配慮に欠けると感じることが多いからです。
印象的だったのは、松島聡の復帰の最初のテレビ出演となった日本テレビの番組『THE MUSIC DAY』です。
なぜ、メンタル不調からの復帰なのに、あんなに大々的に取り上げるのか。
しかも、本人を中心に。
しかも、テレビで。
一体、何を配慮したら、そうなるのか?
とても、常識的な感覚とは思えません。
良識的な会社なら、メンタル不調で復職した従業員には、会社が従業員に対し最低限求める業務を行わせ、そこから本人の体調を見ながら、徐々に他の従業員と同じ業務負荷を期待できるかを見ていくようにしていきます。
通常問題になるのは、その「最低限求められる業務での負荷とその正当性」となるのですが、
一般的な会社員とは異なり、アイドルができる業務は、多種多様です。
逆に言えば、アイドルとしての業務内容は検討の幅が非常に広く、
特に人気ジャニーズアイドルグループのメンバーであれば、仕事の仕方は、いかようにも調整できるはずです。
すでに休養しており、その事実と理由を公開しているのであれば、芸能活動再開後に、活動内容が同じメンバーでバラツキがあったとしても、誰も文句は言わないでしょう。
少なくても、良識的な人間であれば、サービスの提供側である事務所の人間であれ、消費者側であるファンたちであれ、「なぜ、あのアイドルだけ、頑張りが足りないのだ。」とは思わないはずです。
結果を比較したとしても、無理してメンバー間の足並みをそろえさせたほうが、よほどクレームが多く出たり、多くのファンが離れていったりすると思われます。
メンバー間の特性特徴を見極め、サービスの品質を最大化できないのは、マネージメントの技量の無さを示しているようなものです。
人気アイドルを復帰させる方法
もし、人気アイドルグループのメンバーを、すでに事情を公開している状態で、メンタル不調からの復帰させるのであれば、
分かる人には分かるぐらいに、さりげなく復帰させる。
復帰の瞬間は、そのイベントが大々的であっても、さりげないものであっても、
どちらにしろ、すでに休養の事情を知っている人にとっては、
その復帰の瞬間は、印象深い瞬間になることに違いはありません。
その後、仕事量は、希少さを少し感じるぐらいに、徐々にメディア露出をさせ、
やる仕事も、本人がやりやすいものから、徐々にさせていく。
また、その新しいアイドル活動の形態の中で、面白いアイドルとしての演出も生まれる可能性も高いと思われます。
日本のアイドルの仕事は、決して楽なものではありません。
その中で、メンタル不調により、体調を崩したり、休養による活動中止したりする可能性は、小さくすることはできても、ゼロにすることは難しいでしょう。
過去は過去として、アイドルをマネージメントする側、特に「力あるジャニーズ事務所」には、今後のメンタル不調による休養および復帰の環境の改善を図っていってほしいと、願っています。
もし岩橋玄樹が芸能活動を再開するなら
恐らくではありますが、復帰という側面でなくても、
ジャニーズ事務所に属していた場合の活動には、必要以上の制限があった(制限すべきところはしないのに)と思われますが、
復帰という状況においては、その制限による影響は、よりきつくあったと思われます。
しかし、ジャニーズ事務所を退所した場合は、当然、その制限はありません。
退所した人間へのジャニーズ事務所からの圧力、メディア各社の忖度が、どのようになるかは分かりませんが、
少なくても、本人が活動することにおいては、
「活動するなら、こうしろ。」とか、
「アイドルとは、こういう仕事をすることだ。」とかは、言われません。
今後の岩橋玄樹の活動はいかに
2021年4月4日現在においては、岩橋玄樹はインスタグラムを行っていますが、芸能界で通していた名前は本名と同じなので、
『岩橋玄樹』の名前でのSNSでの活動が、芸能活動に当たるのか、いないのかは、現時点で断言はできない状況となりますが、
たとえこれが芸能活動であっても、そうでなくも、
それが、岩橋玄樹本人が自発的にできる、岩橋玄樹らしい活動であるなら、
私は実に嬉しいことと感じています。
いずれ、岩橋玄樹が、今後どのようにしていきたいのか、その活動スピードを含めて、徐々に分かってくるのかと思います。
もし、「いずれは芸能活動も」ということも視野の一つに入っているのであれば、私個人的には、
岩橋玄樹には、その散々にファンを待たせても、多くのファンが付いてきてくれている事実や、
私個人的に感じる岩橋玄樹の特殊的なで希少的な魅力(書くと長くなるため割愛します)から思うに、
「多少、露出や活動量は少なくてもいいのではないか。」という思いはありますが、
今は、自分をどのようにプロデュースするかは、自分の自由に決めてよい状況にあります。
芸能活動の再開。芸能活動以外の活動開始。十分な休養。
何をどの程度ずつやっていくのか、様々に可能性はありますが、いずれにせよ、
「ジャニーズ事務所からの退所」という節目が、よりよいものとなってくれることを、切に願っています。