「悪いは平野紫耀じゃなくて平祐奈だ」と言う複雑な妻の心とアイドルという仕事

※この記事の文字量は6分相当です。

正気の沙汰とは思えない発言

「俺は、よく夢の中で平野紫耀と会っているんだ。そこで一緒に、ぬれおかきを食べたり、お喋りをしたりするんだ。でも、平野紫耀は夢の中に、俺よりも遅く来て、俺よりも早く去っていくんだ。『もっと、ゆっくりここにいたいんだけど、忙しくて。』と言っていたよ。どうやら、睡眠時間が少ないようだね。最近は平野紫耀もお疲れなんじゃないかな。」
などと、正気の沙汰とは思えない発言を、妻にしてみたところ、妻は最後まで話を聞いてくれました。

もちろん、すべて作り話で、そもそも私は夢で平野紫耀を見たことは一度もありません。
「嘘だよ。そんな夢を見る訳ないじゃないか。本気にするなんて、どれだけチミ(実際は妻の下の名前に「さん」を付けて呼んでいます)は乙女なんだい?」
と続けて妻には言うつもりでしたが、なにぶんそのとき私の眠気は強かったため、残念ながら、それを言ったか言ってないかは記憶にありません。

きっと妻は夢の中で平野紫耀と会ったら、楽しそうに私にその夢の話をするのでしょうね。
でも、本当に私が平野紫耀の夢を見たら、私は妻にそのことを自慢するつもりです。

影響力の強いアイドルという仕事

私たち夫婦をそこまでさせるアイドルって仕事は、実に不思議な仕事です。
アイドルとは何か?
この答えはいろいろあるかと思いますが、現代日本における男性アイドルの業種とサービスに焦点を絞って、その一例を考えてみます。
先日の日記『平祐奈の平野紫耀への匂わせに同情できる?当然、妻は同情しない』で書いた「ハチミツ」発言にも関連します。

以下、前半はまた分かりづらい内容となってしまっています。
後半だけでも言いたいことは分かるかと思いますが、できれば全部見ていただけると嬉しいです。

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アイドル産業でサービスを受けるのは、アイドルのファン

サービスを供給するのはアイドルもしくはアイドル事務所、サービスを需要するのはアイドルファンです。
供給先のメインターゲットは、異性である女性ファン。

女性ファンは男性アイドルに対し、異性としての魅力を求めることが多いでしょう。
統計的に考えて、それは、「異性としてのカッコよさ」、「異性としての清潔感」、「異性としての包容力」などなどだったりしますが、
一言それらをまとめると、異性としての魅力とは、「恋人になってもよいと感じさせるもの」、
さらに、これを積極的な消極性の現れと捉えて、例外を恐れず敢えて言い直すなら、「恋人にしたいと感じさせるもの」となるでしょう。
そこには、「そのアイドルが、妻帯者ではなく、恋人もいなく、誰かと急に恋愛に発展しても道理を外れない」という要素(つまり、フリーであるということ)も含みます。

「いいえ、私は違います!」という方もいるでしょう。
気を害されたらすみません。
でも、「本当に恋人にしたい」という考えとは違うんです。
あくまで、「そう感じさせるもの」で、しかも、どの程度、実際の恋愛に影響させるのかとは別の話になるものです。

ときには、恋人になる可能性を、ファン自身が、自分ではなく、他の誰か(その女性ファンが好きな女性芸能人など)に投影することもあるでしょう。
「恋人にしたいと感じさせるもの」を、現実とは異なるものとして、ただサービスとして享受し、純粋に楽しんでいるアイドルファンもいらっしゃるかと思います。

アイドルファン自身の意識のほどは非常に難しいところで、実際はアイドルファンはアイドルファンならでは楽しみと苦しみを抱えていることがあるのではないかとは思いますが。

アイドル産業でサービスを提供するのは、アイドルとアイドル事務所

さて、以上はサービスを需要する側のアイドルファンの話でしたが、これを供給する側はどうでしょうか。

供給する側が、これをビジネスとして考えた場合、「恋人にしたいと感じさせるもの」を最重要なものとして活用しているのは、定かでしょう。
しかし、この需要と供給の主要となるサービスは、契約などとして約束されたものではないというのが、アイドルという業種の一番の特徴であると、私は思っています。

アイドルファンは、「恋人にしたいと感じさせるもの」を求める。
アイドルもしくはアイドル事務所は、その意図を知って、それに応えるサービスを提供する。
でも、「恋人にしたいと感じさせるもの」を提供するとは、約束しない。

平野紫耀の匂わせの責任とロマンス

ここまで、分かりづらい話をしてしまい、すみませんが、何を言いたかったかというと、
「平野紫耀が、実生活で恋人がいるとも解釈できる何かしらの言動をしたとしても、彼を責めないでほしい。」
ということです。
その言動とは、恋人に対して示す(秘密のサイン)、積極的にアピールする(匂わせ)、隠したいのに出てしまう(うっかりミス)、誤解される(勘違い)などありますが、
平野紫耀には、そのような言動をしてはいけないという義務はないのです。

「平野紫耀には恋人がいるかもしれない」と思って、落ち込むファンがいるのは事実でしょう。
平野紫耀はそのことをもっと自覚すべきだ、という意見もあるかもしれません。
しかし、平野紫耀自身は、
「素の自分を好きになってほしい。」
というような発言をしています。
恐らく本心と思います。
この発言自体をも、失言とするのは、あまりに窮屈かと思います。

「素の自分を好きになってほしい」と思い、実際に言葉にするのは、魅力的な平野紫耀の個性を支えるものの一つと思っているファンは、
平野紫耀が「恋人がいるかもしれない」と思わせる言動をしたとしても、平野紫耀を本気で責めようとは思っていないでしょう。
ちなみに、妻は以前から、平野紫耀へのモンクを言うときは笑顔ですが、平祐奈へのモンクを言うときはイライラしています。

アイドルとアイドルファンとの間に約束はありません。
それ故に、アイドルファンにも、そしてアイドル自身にも、苦悩が伴います。
でも、だからこそ、自由で、ロマンスがあって、言葉にしづらい、あのアイドル特有のキラキラした感じが、アイドルにはあるのではないかと、私は思っています。

追記

この記事を書いてしばらく経って、「アイドルとファンの関係性」は、「人間と人間の関係」以前に、「アイドルとファンの関係」であるということの意味が分かり、後日『向き合う姿勢はどのタイプ?平野紫耀、永瀬廉、髙橋海人、岸優太、神宮寺勇太、岩橋玄樹らアイドルとファンの関係性』という記事を書きました。

よろしければ、ご覧いただければと思います。

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